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2024/5/23新入荷奇蟲編

2024/05/24(金)
爬虫類編に続いて奇蟲編です。
スタッフSの奇蟲愛に満ちた紹介をご堪能ください!
グリーンボトルブルー
青系のタランチュラの中でもダントツに飼いやすいと言われる本種。
コーヒーみたいな名前をしていますがキンバエの英名が名前の由来です。
幼体は名前に似もつかぬ金とオレンジのタランチュラですが、成長過程で脚からだんだんと青に染まっていき最終的には甲羅と足が青く蒼くなります。
ですが腹だけは幼体から変わらずオレンジを貫いており、我々人類に“補色”がもたらす視覚効果をその身を以って示していただいております。
成長も早く、雌雄でも色合いに差がほとんど無いので、最初の一匹としても非常に楽しめること間違いなし!!
トリニダードマホガニーツリー
またも来ましたトリニダード!!
かつてはgigasの学名がついていたのですが、現在は「羽毛」+「足」の意味を持つplumipesの学名がつけられています。
もちろん学名の通り、成体になればマホガニー色のモフモフふわふわタランチュラになります。
ちなみにgigasの名を得た種は、紆余曲折を経て今のところ本種のシノニムに記載されています。
樹上性タランチュラなので高さのあるケージでの飼育が必須となりますが、気に入った場所に巣を作るというより流木などの隠れ家に巣を張り住処にするタイプなので隠れ家にできる場所を複数箇所用意すればパルダリウムでの飼育も可能です。
フレンチギアナブルーファングスケルトン
英名のブルーファング、学名のcyanognathusが表す通り青い牙(顎)が特徴の本種。
幼体こそ派手な見た目をしていますが、成長するにつれてメスは茶褐色、オスは赤紫色になり、関節部分にリング状の黄色い模様が入った地味な見た目になります。
しかし、そのツヤッツヤテッカテカな青い顎は成体になってもメスは失わず、紫と青のグラデーションが美しい顎へと変化します
オスは青い顎は失うものの赤紫という独特な色合いへと変化を遂げるので、メスは正面から青い顎を愛で、オスは俯瞰からその全身を愛でる、と性別で楽しみ方が変わる面白い種
低温、多湿には強いですが、高温、乾燥には弱いので注意が必要!!
トーゴスターバースト
白!!!!
この子達の魅力を伝えるにはこの一言が一番適していると思います。
甲羅に入る放射状の模様がスターバースト現象のようだということでその名をもらった本種ですが、特筆すべきはやはり色!!
白黒のタランチュラは本種以外にもA.geniculataやP.regalis等がいるのですが、本種のメスほど白と表現するに相応しいタランチュラはいません!!
そして、オスはオスで上品な灰色になるのでメスとは違う魅力を持っています。
……ただ本種は、アフリカ大陸に生息するバブーンという荒く素早い種類なので、巣を作ればそこに引きこもり、振動を感じればすぐ威嚇して次の瞬間視界から消えます。
毒性も強いのでお世話には細心の注意を払う必要がありますが、そんなマイナス要素も気にならない引き寄せられる美しさが本種にはあります。
マレーシアンチェリーレッド
マレーシア全域に生息する全長25cm前後の大型種。
赤い!!でかい!!荒い!!
その存在感には誰もが魅了されることでしょう
生息地域によって色彩が変化するとは言われていますが、逆転現象も起きており色彩だけで生息地域を判断するのは困難になっています。
ですが、生息地域で生息温度が10度近く変わってくるので、25度を基準にこの子達が好む温度帯を探る必要があります。
また、多湿の環境ではありますが蒸れすぎると突然死することもあるので床材を濡らしすぎないように注意が必要です。
ケージ自体は幅30cm確保できれば最低限飼育はできるのですが、プラスチックを噛み砕いたり、ケージの蓋を持ち上げて脱走しかけた事例も存在するので、プラケや水槽は避けた方が吉!!
シロモンオオサシガメ
トウモンに続いてシロモンもやってきました。
Platymeris御三家も残るは紅のみ!!
今回の子達はまだ白紋は出ていない若齢個体なので、翅が生える成長過程も楽しめます!!
トウモンに比べると一回り小さい本種。
だからなのか動きが非常に軽やかで、餌を認識した瞬間射程圏内に駆け寄り相手が認識する前に捕えたり、上から飛び掛かり捕えたりとマスターアサシンと見紛う見事な捕食を披露してくれます。
多頭飼育もでき、繁殖も容易で、寿命も長い。一度ペアを飼い始めてしまえば累代を重ねかなり長い間飼育を続けられます!!
新入荷生体は、YouTubeで動画でも視聴できます。
アンテナ新入荷生体格納庫

ご来店お待ちいたしております。【S】